ニシムラサービス、唯一の見る将部のしまやんです
今日も今日とて藤井竜王を応援します
ここまで2連勝の藤井竜王、勝てば最年少史上初の五冠に王手となります
渡辺王将は負けると角番に追い込まれます
1日目
今回は藤井竜王の先手番です
戦形はいつもの通り相がかりとなりした
まずの注目は27手目に藤井竜王が指した7七金
ひと昔前なら、「荷物をまとめて国に帰れ」と師匠から破門を申し渡されてもおかしくない手だそうです
藤井竜王は29手目に8六歩と指しましたが、渡辺王将はこの手に対して約1時間の長考に沈みます
8六歩は第一局でも話題になりましたが、今回はAIの最善手ではあったものの
人には非常に差しにくい手のようで、渡辺王将の想定外てのだったのかもしれません
31手目に先手8七金としたのですが
27手目から31手目の流れが最新の流れだそうです
その後、藤井竜王が43手目を指したところで午前が終了します
午前おやつ 昼食
ホテル自家製栗小倉ようかん 与一和牛ビーフカレー
アイスコーヒー
13:30午後がスタート
ここから更10分考えて後手が6四銀とする
この手に約50分費やす
次の手に先手も約50分費やし8五桂とするが評価値的にやや後手に振ることになる
午後のおやつ
とちおとめジュースとアイスティー
とちおとめジュースとアイスティー
その後は一進一退の戦いになったが、17時ごろ先手4五桂としたところで
再び評価値が後手に傾いた
この時の残り時間が藤井竜王33分、渡辺王将1時間20分
そして95手目、先手が再び4五桂と打った手に対して
AIは5六桂と攻める手を最善手としていたが、渡辺王将は7三角と打って自陣を守った
AIはこれを悪手と判断して500ほどあった差は互角となってしまった
しかしこの手は人間的には自然な手で
何かおかしいというものではないということだったので5六桂が
打ちづらい手であったようだ
終局後、渡辺名人もその先がわからなかったので打たなかったと述べている
その後は互角ながらも先手寄りの形成で進んでいったが
102手目後手が4七歩と打ったが、これもまた悪手となり
一気に先手優勢となってしまう
さらに差を広げていった先手だが、117手目9三歩と打ったことで
差を半分くらい縮めてしまった
ただこの9三歩はお互いに読み抜けてしまっていたようで
後手も同玉が最善手であったが8三玉と逃げてしまい再び先手に大きく傾くことになった
ノータイムで先手が8一金とした手に後手は2九角成りとし次の一手で
詰めろをかかることになるのだが、この手で後手に29手詰めが発生することになる
超手数の詰みではあるが藤井竜王は最後まで読んでおり
そこから15手後の135手をもって渡辺王将の投了となった
これで、最年少五冠まであと1勝
勝利者記念撮影
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