ニシムラサービス唯一の見る将部しまやんです
今日も今日とて藤井竜王を応援します
4/28叡王戦第1局がありました
2022年度はこの対局から始まります
振り駒の結果、藤井叡王が先手となりました
チェスクロック方式とは1秒単位で持ち時間が減っていく方式です
もう1つストップウォッチ方式があり、こちらは1分未満は切り捨てられます
例えば3分59秒で指せば消費時間は3分となります
出口六段の研究手なのか、約2か月ぶりの公式戦の影響なのか
午前中から時間を使う藤井竜王
昼休憩直前に藤井叡王が指した35手目の時点で
時間消費は出口六段が約26分、藤井叡王が約2時間となっていました
藤井叡王は午前中だけで持ち時間の半分を消費したことになります
それまではサクサクと指していた出口六段ですが
35手目の2四歩が研究から外れた手だったのか
そこから昼休憩の60分を含めて約2時間の長考となりました
おやつ
藤井叡王 出口六段
海鮮丼 鰻丼
2時間考えた上、同歩とした出口六段
時間差も縮まり、約20分差となったのですが
ここで藤井叡王もまた約1時間の長考となります
ここでの最善手は最初は同飛となっていたのですが、途中から6五桂が最善手になり
コメントでもこれは無理だろう、こんな手指せる人間はいるのか?という声も上がっていました
しかし、1時間考えて指した手は6五桂と最善手
さすが藤井叡王と言ったところでしょう
この手を見て、出口六段もまた74分の長考となりました
この間3手指すのに3時間かかった超スローペースとなりました
ここからは出口六段が飛車を切って角を取る、飛車角交換としました
この時点で持ち時間はお互い1時間を切る藤井叡王30分、出口六段58分
ここまでは互角の戦いでしたが、47手目出口六段が6七角打ちとした辺りから
徐々に評価値が藤井叡王に振り始めることになります
その後、70:30前後をうろうろとする戦いになったのですが
74手目でお互い1分将棋に入りますが、出口六段は1分しかないせいか
どうしても甘い指し手になります
ところが藤井叡王は同じく1分将棋なのですが、最善手を連発します
徐々に形勢は藤井叡王に傾いていき
93手をもって出口六段の投了となりました
結局のところ、評価値は出口六段に振ることは1度もなく
序中盤と時間を使わされたところはありましたが
出口六段の研究をはねのけ圧勝したという印象でした
出口六段も飛車を切っての王手角取りの場面では王手をかけることはできましたが
その後は王手どころが玉に近づくことさえもほぼ許してもらえませんでした
これで藤井叡王は2022年度を白星でスタートすることができました
またこの勝利でタイトル戦で11連勝中です
タイトル戦での連勝記録は17連勝がありますが、新記録を作ることができるのでしょうか?
藤井竜王が勝てばタイにすることができます
六個目のタイトルとなる王座戦がいよいよ始まります
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