昼食はお二人とも名古屋コーチン親子オムライス
出口六段も長考が続き時間差がほぼ無くったが夕方に事件が起きました
63手目出口六段が2六飛車と藤井叡王の馬を取りに行ったのですが
5分考えて馬を1八へ逃がしました
出口六段はすぐにⅠ六飛車と馬を追いかけます
馬は2九へ逃げる、飛車は追いかける
同じ局面が4回連続登場して千日手となりました
後のインタビューではその局面でお互いが悪いと思っていたらしく
千日手も仕方なかったと語っています
千日手とは同じ盤面が連続4回になる勝負無しとして差し直しとなります
持ち時間がどちらかが1時間を切っていれば、低い方を1時間として
加えた時間を相手側にも加えて、先手後手を入れ替えて再度やり直しとなります
今回は藤井叡王1:00、出口六段1:05の持ち時間で17:06にスタートしました
お互い持ち時間がないのですサクサク進むかと思いきや21手目と25手目に
藤井竜王が9分、29手目に7分時間を使いました
この時点で残り時間の差や約30分ほどになりましたが、29手目に打った2一角が
出口六段の見落としもあって、評価値も藤井叡王に60%ほどになりました
出口六段はここで10分時間を使いました
33手目に8二歩と打ち、桂馬取りに行きました
ここは桂馬を逃がすか、8六飛車として桂馬は渡すがとをとるか
選んだ手は9三桂馬と逃げました
しかし、これが悪手となり、評価値が藤井叡王へ70%近くになってしまいました
その後は出口六段が自陣には受けはないと考え、果敢に攻めますが
藤井叡王にきっちり受け切られてしまいます。
お互い1分将棋になった76手目、王手龍取りをもって出口六段が投了
藤井叡王の2連勝となりました。
これで叡王防衛にリーチがかかりあと1勝で防衛となります
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